Google Home で Trello のカードを作成する方法

Google HomeTech

この記事は、スマートスピーカーIFTTT 大喜利 Advent Calendar 2017 の9日目です。
日々のやることを Trello で管理しているため、Google Home mini から追加できるようにしたいと思います。

IFTTTとTrelloを連携させる

使うもの

Google Assitant の準備

Google Home や Google Home mini がない場合でも、以下のいずれかで利用可能です。

事前に初期セットアップを済ませておきます。

Trello の準備

アカウントがない場合は新規作成しましょう。Web 上で使える付箋のようなサービスで、ToDo リスト管理などにも使えます。
今回は memo という名のボードを事前に用意しておきました。Google Home に話しかけた項目がここに登録されていきます。

Trelloアカウントを用意する

IFTTT の準備

アカウントがない場合は新規作成しましょう。様々な Web サービスを連携できるため、今回の用途以外にも幅広く活用できます。

Google Asisstant 連携

Google Assistant のサービス画面 を開き、Connect ボタンから連携させます。

IFTTTとGoogle Assistantを連携させる

Google のログイン画面が表示されますので、Google Assistant で使用しているアカウントと紐付けましょう。

Trello 連携

Trello のサービス画面 を開き、同じように Connect ボタンから連携させます。

IFTTTとTrelloを連携させる

アプレット作成

知らぬ間に、レシピ ではなく アプレット と呼ぶようになっていました。
Make an Applet から、ポチポチ作っていきます。

アプレットを新規作成

this

まずは this から。Google Assistant を選択します。

thisにGoogle Assistantを設定

トリガーが4つあり、話しかける際のフレーズをここで選びます。今回は Say a phrase with a text ingredient を選択。

Google Assistantのフレーズ選択

項目を埋めていきます。フレーズは3つまで登録できますが、今回は2つ入れました。取得したい文字部分は $ で入力します。
なお、Trello ではなく トレロ で登録しているのは、Google Assistant に話しかけた際にカタカナで拾われるためです。

Google Homeに話しかける内容

Google Assistant に喋ってほしい内容があれば response として入力します。
言語を Japanese にして、Create trigger で作成完了。

this の部分が埋まりましたね。

this部分の設定完了

that

次は that を登録しましょう。Trello を選択します。

thatにTrelloを設定

Create a card を選択して項目を埋めていきます。
Board 名は事前に用意した memo を、リスト名は ToDo を指定しました。リストが存在しない場合は自動作成してくれます。

Trelloのカード追加先を指定する

Title の欄に {{TextField}} と入力しました。この部分が、Google Assitant に話しかけた内容に置き換わります。その他の項目は初期値のままとして、次に進みます。

完成

内容を確認して、Finish をクリック。Google Assistant に反映まで数分かかるので少し待ちます。

IFTTTアプレットの設定完了

試してみる

私「OK, Google. Trelloにスプラトゥーンのフェスを追加」 ……
G『トレロに Splatoon のフェス を追加しました。

無事に認識してくれました。参考として、アクティビティの履歴を貼っておきます。

Google Homeに話しかけた結果

Trello を覗いてみると…… ちゃんと登録されていますね!

Trelloへのカード登録成功

まとめ

  • Google Home から Trello のカードを作れるようにしました
  • IFTTT を使って、Google Assistant と Trello を連携させました
  • 登録するフレーズは、漢字・カタカナ・ひらがな等に注意しましょう
  • スマートスピーカーIFTTT 大喜利 Advent Calendar 2017 9日目 の記事でした

では、私はスプラトゥーンのフェスへ行ってきます。