AWS re:Invent 2017 で気になった発表メモ
今年ももうこんな季節ですね。
re:Invent 2017 でも数多くのサービスが発表されました。まだ全ては追っていませんが、気になったポイントや後で試したい項目をメモ書き。
AWS Lambda
言語サポート追加
- Go 言語
- .NET Core 2.0
AWS Serverless Application Repository
- サーバレスアプリケーションの公開リポジトリ
- 任意のアプリを公開、検索、デプロイできる
- 関連記事(AWS 公式ブログ)
Go 言語対応が来ました、これは嬉しい。
今動かしている諸々を Lambda に移行してもいいかもしれない。
Amazon EC2
ベアメタルインスタンス登場
- 物理サーバを丸ごと使える
- Xeon E5-2686v4 x2, RAM 512GB, NVMe SSD 15.2TB, 25Gbps NIC
- 任意の仮想化基盤を利用可
- クラウドに非対応なライセンス形態のソフトウェア利用など
- 関連記事(Developers.IO)
スペックがモンスター級です。
超大規模なシステムや、クラウドに入れるとライセンスが跳ね上がるソフトウェア(Orac……)の実行にも良さそうですね。
VMware Cloud on AWS
Direct Connect 対応
- AWS とオンプレの間で vMotion が可能に
VMware Site Recovery
- AWS とオンプレを組み合わせて DR 環境に
- 障害発生時に自動でフェールオーバー
- 関連記事(Publickey)
AWS 上で VMware を動かすことが出来るサービスです。
Direct Connect に対応したことで、オンプレとの間で vMotion が可能になったとか。すごい時代だ……。
Amazon Elastic Container Service for Kubernetes
- 略称は
Amazon EKS
- マネージドな Kubernetes サービス
- ELB や VPC とも連携可能
- 関連記事(Publickey)
個人的には最近知ってちょうど触りたいと思っていた Kubernetes の AWS 版がリリースされました。
GCP のコンテナサービスも、先日 Google Kubernetes Engine (GKE)
に改名されましたし、Azure も合わせて3大クラウドでサービスが揃いましたね。
Amazon Aurora
Amazon Aurora Multi-Master
- Aurora のマスタサーバを複数設定可能
- 可用性向上、スケールアウトも可
Amazon Aurora Serverless
- インスタンスの概念がない Aurora
- 最小と最大のキャパシティを指定して作成
- 自動でスケールするため、負荷の変動に強い(コストメリットも)
- 関連記事(AWS 公式ブログ)
どちらも魅力的ですね。大規模サービスだとマスタのスケールアウトは非常にありがたいですし、後者は夜間だけ課金を抑えたりできそうです。
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