Windows Server 2012 R2 で WSUS サーバを構築する(1)

2017-11-06Windows

WSUSサーバの構築方法を解説します。

正式名称は「Windows Server Update Services」で、Windows Update の中継サーバのような役割を持っています。
企業内などで 100台~数千台 の端末が存在する場合は特に有効です。

WSUSサーバ導入前のシステム構成

WSUS を導入することによって、↑ の状態が ↓ こうなります。

WSUSサーバ導入後のシステム構成

WSUS を導入するメリット

インターネット回線の負荷低減

各クライアントが一斉に Windows Update を行うと膨大な通信量になりますが、WSUS にデータを蓄えて中継することで、データ転送量を削減できます。

Windows Update の高速化

WSUS は社内ネットワークに設置することが基本となるため、インターネット経由でダウンロードするよりも高速な Windows Update が可能となります。

更新適用状況の一括管理が可能

WSUS で管理しているクライアント PC は更新状況を一括で確認できます。アップデートを適用していない人に更新を促したり、強制適用を行うことができます。

影響のあるパッチを配信停止できる

Microsoft が配信するパッチによっては、業務アプリに影響を及ぼす恐れがあります。動作検証が完了するまで配布を止めておく、といった処理も可能です。

検証環境

ESXi上に構築済みの下記環境を使用して検証しました。

  • OS: Windows Server 2012 R2
  • CPU : Core-i5 6260U 仮想2コア
  • RAM : 4GB

WSUS インストール

サーバーマネージャーを起動し、役割と機能の追加 をクリック。

WSUSインストール手順01

次へ をクリック。

WSUSインストール手順02

役割ベースまたは機能ベースのインストール を選択。

WSUSインストール手順03

対象となるサーバ(現在操作しているサーバ)を選択。

WSUSインストール手順04

Windows Server Update Services にチェック。

WSUSインストール手順05

WSUS に必要な追加機能が表示されます。 機能の追加 をクリック。

WSUSインストール手順06

内容は変更せず、次へ

WSUSインストール手順07

WSUSインストール手順08

WSUS 設定

ここからは WSUS の設定です。次へ をクリック。

WSUSの初期設定手順01

WSUSで配信する更新プログラムの格納場所を指定します。

今回は D:\WSUS と設定しました。

WSUSの初期設定手順02

内容は変更せず、次へ を2度クリック。

WSUSの初期設定手順03

WSUSの初期設定手順04

最終確認画面が表示されます。
内容を確認し、インストール をクリック。

WSUSの初期設定手順05

完了後は、サーバーマネージャーに注意アイコンが表示されます。
インストール後のタスクを起動する を選択。

WSUSの初期設定手順06

(略)インストールが正常に完了しました と表示されれば終了です。

WSUSのインストール完了画面

WSUS設定ウィザード

続いて、WSUS の初期設定を行いますが、長くなったため次の記事に続きます。