固定費を削減して毎月3万円以上浮かせたメモ

2020-05-17金融関連

2016年頃から毎年1回のペースで固定費を見直していて、もう流石に一段落した感があるので記録ついでにまとめました。もし出費を抑えたい人がいれば1ミリくらい参考になるかもです。

大まかな内容としては以下の通り。

  • 月額課金のサブスク整理
  • カーシェアの見直し
  • 保険類の解約
  • 電気・ガスの契約変更
  • 家賃の削減
  • モバイル回線の削減
  • レンタルサーバの集約

月額課金のサブスク整理

削減額: 400+500+800+400 = 2,100円/月

月数百円だから、と契約していた有料コンテンツが溜まっていました。
解約したのは、dアニメストア、ニュースサイト、有料メルマガ、Amazonプライムなど。

殆ど見ていないのにただ継続していたサービスが多かったです。
「あのコンテンツまで見てから解約しよう」と思ったまま半年がすぎるのもザラに……。

本当に使っているサービスなら解約の検討すらしないので、迷った時点ですぐ解約しました。
もし必要になったらすぐ再契約できるのも、月額サービスの良いところだと思います。

 
Amazonプライムも外しました。かなり優れたサービスですが自分には合わなかったです。
Amazonでの買い物は月に1回あるかくらいで、数日待つのも全然苦ではないので外すことに。

今はSpotifyのみ継続中。音楽を聞いたり作業用BGMとして毎日使うため欠かせません。
UIとキャスト機能が特に好きなポイントで、2016年から毎年生き残っているのはSpotifyだけです。

カーシェアの見直し

削減額: 1,030円/月 ※当時の価格

大きな買い物があったり、気分転換のドライブで年に数回はカーシェアを使っています。
最近だと不要になった家具を処分場に持ち込む用途でも活躍しました。

以前はタイムズカーシェアを使ってましたが、最低でも月額880円掛かります。
利用料金に充当されるため毎月使えば実質0円ですが、使わない月はそのまま無駄に……。

毎月使うわけではないので、従量課金のdカーシェアに移行しました。
基本料金は0円、使った月に使った分の支払いだけで済みます。

保険類の解約

削減額: 3,500円/月

新卒入社時、何も知らない状態で勧誘を受けて入ったままの保険がいくつかありました。
現状把握すらしていなかったので、何を契約しているのか洗い出すことからスタート。

自分が生計を支える人はいないので生命保険はまだ不要。
医療保険も計算したところ、大病を何度か患ってやっとプラスになるレベルなので解約しました。

 
日本は公的保険が充実しているので、手元の貯蓄がある程度あればカバーできるとの計算です。
年1回のタイミング・結婚などのライフイベントで再考はしますが、今の時点では外しました。

仮に契約するとしても、健康状態に応じて安くなる保険や共済などを活用するつもりです。
月に3,500円ほど浮き、年間では4.2万円。これだけで沖縄の帰省代を確保できました。

電気・ガスの契約変更

削減額: 225+35+100 = 360円/月

電気とガスはHTBエナジーに変えました。
一度手続きさえしてしまえば、何もせずとも勝手に安くなるので使わない手はないです。

電気は5%OFF、ガスは3%OFF、セットでさらに100円引きなのでまとめて変えた方がお得に。
HTBエナジーのプランは一人暮らしの少ない使用量でも必ず安くなるのが特徴です。

年間で考えると4,320円、飲み会1回分くらいは浮きます。(飲み会行かないけど)

家賃の削減

削減額: 18,000円/月

固定費で一番大きいのは住宅費ですが、これは引っ越しで減らしました。
某SIerで残業祭りだったときの給与水準で家賃を決めていたのでとても高かったです。

8万円台の家から6万円台の家に引っ越すことで1.8万円削減、年間で21.6万円の節約に。
座って通勤できるようになり、駅も近くなったのでこれは大成功かなと思います。

ただし引っ越しでお金が掛かると意味がないので、ピーク時期をずらして引っ越しました。
多少の家具入れ替え・引っ越し代を含めても初期費用は18万円ほど。1年以内で元が取れます。

モバイル回線の削減

削減額: 5,000円/月

一時期はスマートフォン3台とかSIM4枚とか持っていたので、さすがに減らしました。
今はiPhone用UQモバイル、iPad用0SIMの2枚構成に落ち着いています。

大手キャリアは解約してUQモバイルに乗り換え、3GBだと税込1,900円に収まるので安いです。
速度も30Mbpsとか安定して出るので基本的に困ることはありません。

移動中と外出先でしか使わない&外で動画も見ないので3GBでも余ります。
ちなみに家でガッツリPCを使わない人は、大容量のモバイル回線一本でも十分かなと思います。

レンタルサーバの集約

削減額: 900円/月

VPSとかAWSとか、あれこれ散らばっていたサーバ類を集約しました。
安いからと検証のために借りていた、月数百円のレンタルサーバも解約することに。

一部の検証マシンについては、自宅にあるESXiに引っ越しました。
現時点では、AWS+GCP+さくらで月2,000円ほどなのでもう少し絞っていきたいところです。

固定費を削減するメリット

一度やってしまえば効果がずっと続くのが大きいと思います。
最初こそ手間はかかりますが、その後は特に不便することもなく暮らせています。

例えばモバイル回線だと、違約金と契約手数料で15,000円払ったとしても、月額3,000円下がれば5ヶ月で回収できてあとは削減効果がずっと続きます。

契約したいサービスが出てきたときに他を減らすのも効果的です。
Amazonプライムを契約したいので別の支出を500円減らす、といった考え方もアリだと思います。

固定費を削減するコツ

この記事でも何度か出てきしたが、年間で換算してみるのがおすすめです。
月で見ると数百円でも年間にすると数千円、複数あると簡単に1万円を超えてきます。

個人的には、サブスク系は惰性で続けているものが本当に多かったです。
減らしたい気持ちがあれば一度ゼロにリセットしてから考えるのも手かもしれません。

あとは気づいた時点ですぐにやること。早く手を付けるほど効果が長く続くのでお得になります。
いつでも出来るからと一度後回しにすると、その後やらないことが自分で分かっているので気づいた時点で進めました。(それでも3年掛かった)

何かの参考になれば幸いです。