極小ガラケー NichePhone-S が届いたので開封レビュー

レビュー

2台目に最適なガラケーとして、Makuake で話題になっていた NichePhone-S が届きました。せっかくなので開封レビューです。
https://www.makuake.com/project/nichephone-s/

特徴

  • 小さい・軽い(横: 90mm, 縦: 50mm, 厚さ: 6.5mm, 重量: 38g)
  • docomo WCDMA 対応(3Gのみ、LTE非対応)
  • nano SIM 対応
  • 対応バンド: Band 1 のみ
  • 0.96インチモノクロ有機EL(128×64ドット)
  • SMS 対応
  • Bluetooth 対応
  • Wi-Fi テザリング対応

NichePhone-S 概要

なんと、iPhone 7 よりも薄いです。
ただし搭載機能は通話専用ガラケーに近く、LINE などは利用できませんので注意が必要です。

外箱

箱を持っただけで明らかに軽いことが分かります。

NichePhone-S 外箱NichePhone-S 大きさ

開封

開けると本体が登場するスタイル、もはやお馴染みですね。
上にあるのは充電器です。

NichePhone-S 開封後

内容物

必要最低限のものだけが同梱されています。

NichePhone-S 同梱物

  • 本体
  • 充電器
  • micro USB ケーブル
  • 取扱説明書
  • クロス

充電する

付属の充電器に microUSB ケーブルを接続し、そこに載せるイメージです。磁石で吸い付くため楽に装着できます。

NichePhone-S 充電方法

上下を逆に取り付けようとすると、磁石が反発して付けられないようになっています。

初期設定

SIM トレイは裏面にあります。ピン等は必要ないですが、キャップが完全に外れるため紛失に注意が必要ですね。

NichePhone-S SIMトレイ

IIJmio の SIM を挿入後、電源を入れるとそのまま電波を掴んで時刻が同期されました。通話だけなら設定不要です。

NichePhone-S 起動直後

着信させてみる

電話を掛けてみたところ、本体サイズの割には大きな音が鳴ります。少し離れた場所に居ても気がつけそうです。通話品質も普通の 3G といった印象。

NichePhone-S 着信テスト

マナーモードのバイブレーションは弱めです。胸ポケットにも余裕で入るサイズなので、気が付きやすい場所に入れておくほうが良さそう。

SMS を送受信してみる

自身の電話番号に SMS を送信してみます。ボタンの押し心地は可もなく不可もなくと言ったところです。連打で早めに入力しても付いてきてくれます。

NichePhone-S SMS作成

画面が狭いのでメニューが2項目ずつしか表示されません。送信したところ、すぐに受信されて確認することができました。

NichePhone-S メニュー表示

Wi-Fi テザリングしてみる

パケット通信時は、APN の設定が必要です。IIJmio を登録しました。
『Wi-Fiテザリングをオンにする?』とフランクに聞かれるので OK します。

NichePhone-S Wi-Fiテザリング

iPhone で接続してスピードテストをしました。3G でこれだけ出るのであれば文句なしですね。

NichePhone-S テザリング時のスピードテスト

まとめ

小さくて軽くて、通話も普通にできるので2台目に最適です。
3G テザリングは、電池残量との兼ね合いもあるので常用には向かないものの、非常用やサブ回線としては問題なく使えます。

専用充電器のため外で気軽に充電はできませんが、待受時間は72時間(公称)なので、3日ほどは充電なしでも持つと思われます。
第一印象で期待を下回ることもなく、現時点では良さそうな感じです。とりあえずは、しばらく持ち歩いてみることにします。